船井電機、債務800億円の弁済めど立たず テレビ事業の売却も不調

2023年7月2日 18:50経済部

経営再建中の船井電機が、主力取引銀行に対し、私的整理の一種である「事業再生ADR」の申請を検討していることがわかりました。

かつて北米のテレビ市場で一世を風靡した船井電機が、深刻な経営危機に陥っています。関係者によると、同社は主力取引銀行に対し、私的整理の一種である「事業再生ADR」の活用を打診しているとのことです。負債総額は約800億円にのぼるとみられ、自力での再建は困難な状況です。収益の柱であったテレビ事業の売却交渉も、買い手が見つからず不調に終わっており、今後は事業の大幅な縮小が避けられない見通しです。