参院選の争点、物価高対策で与野党が対立
2023年7月2日 21:50•政治部
夏の参院選を前に開かれた党首討論会では、物価高騰への対応が最大のテーマとなりました。与党は給付、野党は消費減税を訴え、主張は平行線をたどっています。
夏の参院選を前に7日に開かれた党首討論会では、物価高騰への対応が最大のテーマとなりました。岸田文雄首相は、ガソリンなどの燃油価格を抑えるための補助金制度を拡充し、電気料金や食料品の価格上昇を抑えるための追加策を9月上旬にまとめる考えを示しました。「まずは国民生活への影響を最小限に食い止めることが最優先」と述べ、既存の枠組みでの対策を強調しました。
これに対し、立憲民主党の泉健太代表は「対応が後手だ。国民の痛みは限界に達している」と政府の対応を厳しく批判。時限的な消費税率5%への引き下げを改めて主張し、「可処分所得を直接増やす最も効果的な策だ」と訴えました。
与野党の主張は平行線をたどりました。公明党の山口那津男代表は、消費減税に慎重な姿勢を示しつつ、低所得者層への追加給付の必要性を強調。一方、日本維新の会や国民民主党は、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除を求めるなど、各党のスタンスの違いが鮮明になっています。選挙戦の大きな争点として、各党の経済政策が有権者の審判を受けることになります。